【大分虎屋】伝統の油揚げ造り④by三代目とら吉

豆乳のニガリ打ち

前回、油揚げ用の豆乳が出来あがりました。

この豆乳にニガリを入れて固めます。

豆腐とは全く異なる固め方です。

ちなみに、豆腐業界用語でニガリを入れることを

「ニガリを打つ」

ニガリで固めることを

「寄せ」

って言います。

カッコいいでしょう!

生の豆腐を「寄せとうふ」ていうのはここからですね。


話がそれましたが

豆乳の固まり具合で油揚げの良しあしが決まります。

重要です!

一番、重要じゃないでしょうかね。


上手くいくとこうなります。

いつも、写真は一枚だけときめているんですが

今日は、特別に。


豆腐とは別物でしょう。

私のブログを見てくれている人はわかるんです。


寄せるときにパッと花開くように、おぼろ状に固まります。

まあ、ここが見せ場ですかね。

気が向いたら動画でもあげますが、需要無いですよね…


油揚げ造りはホントに大変です。

皆さんもスーパーなどに行ってみるとわかると思うんですが

「田舎揚げ」って見ないでしょう?

なぜって?

答えは簡単です。


儲からないからです。

ハイリスク、ローリターン!

さあ、大手のみなさん、「田舎揚げ」作ってくださいよ。

やっすい豆腐じゃなくてね。


ホントにあいつら、とんでもねえよな。

下らん事ばっかりしやがって…

独りごとですから、気にしないでね。


[Calling by B’z  を聴きながら…]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする