【大分 虎屋】豆腐の規格 by三代目とら吉

豆腐の大きさ

豆腐には、特に決まった規格はありません。長い年月を経て今のような形や大きさになりました。現在も消費者 ニーズなどに応じて大きさなどが変化しています。豆腐1丁は400g程度でしたが現在では100~500gと多様化し、通常では300~350gと小量化 の傾向があります。世帯員数の減少が理由の一つです。
なお沖縄の「しま豆腐」は1kgもあります。また、揚げ物類も多様化し、油揚げ10~100g、生揚げ70~350g、がんもどき20~200gなど、料理の種類等用途に応じた製品造りとなっています。

出典元:一般財団法人 全国豆腐連合会

豆腐の大きさは、確かに小さくなってきてはいますが

スーパーマーケットなどの売り場の大部分をしめる商品は

大体、400gくらいです。

ここら辺は、昔から変わっていません。

残念ながら原料代の上がった今日でも売価も変わっていません。

この話をすると、熱くなってしまうので止めましょう。

しかしなぜ、この大きさがスタンダードなのかは不思議です。

作り手のほうも、なんとなく安心する大きさですから

買い手の消費者も、使いやすいのでしょう。

料理するにしてもイメージしやすいのではないでしょうか。

結局、どの事柄にしても最初は「なんとなく」という

ある種、曖昧な部分が多くて

どちらかと言うと、後から改良を加えていくもので

その方向が落ち着いたときに

それが「スタンダード」になるんじゃないかと思います。

「わけわからん」ですかね…まあ、個人的な意見ですからね。

どちらにせよ、規格が出来あがってしまいますと価格競争になりますから

安売りは避けられなくなるのかなって思いますけどね。

同じ400gの豆腐をつくるのに、必要な原料はさまざまです。

原料の金額、原料の使用量、原料の安全さ…

ここまで、こだわってつくる豆腐屋さんはいます。

けれど、ここまで気を使って商品を買う消費者はいるんでしょうか?

スーパーマーケットでは、おそらく難しいでしょう。

こだわる豆腐屋さんほど、直売に近い形で売らなければ

「利益」はでないでしょうね。

恐ろしい値段の大豆もありますから。

んー商売って難しいですね。

良い商品をつくれば、売れるってことはないでしょう。

反対に「こだわり」が店を潰すことはあります。

ここら辺の矛盾をのりこえる工夫って難しいです。

修行が足らないんですけど、世の中ってこういうものですよね。

だって、資本主義です。

「持ってるもん勝ち」なんですよ。

ただの愚痴ですから、気にしないで下さい。

たしか昔、東北のお金持ちの織田太蔵さんが言っていました。

「貧乏人に金持ちの気持ちがわかるか!」って

とっても貧乏から大金持ちになったひとですから説得力があります。

しかし、お偉いさんの言葉にゃ説得力ないですな…

[Like a Virgin by Madonna] を聴きながら…

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