【大分 虎屋】豆腐の製造 by三代目とら吉

豆腐の製法

豆腐の製法

出典元:一般財団法人 全国豆腐連合会

簡単に、種類別に豆腐の製造方法をまとめてくれていますね。

まあ、本当にこれだけじゃ、わからないと思うんですけど

昔は、この工程を機械なしでやっていたってことですね。

ひとつひとつが時間を使いますし、けっこう力がいりますから

本当に大変だったと思います。

昔は、燃料は薪から火を起こして…

水は井戸からあげまして

豆は石臼でひいて、できた呉を

今度は沸騰しないようにまぜながら

そして、力いっぱいで豆乳を絞りだす。

それから、ニガリをうって固めまして…

私は、機械がないなら絶対にしませんね。

想像するだけで恐ろしい。

朝も早くから大変で、冷たくて…

なんと、尊いお仕事でしょう。

素晴らしいです!

搾りから豆乳…

最近の機械は素晴らしいものが多くて、

私も、正直いって「欲しいなー」って思う機械もあります。

ただ、はっきり言って高いです。

手がでませんね。

「本日限り3割引き」みたいなこともありません。

特殊な機械なので、しかたありませんね。

機械メーカーも、数が売れるものでは、ないですから

それなりの値段は仕方ないでしょうけど…

まあ、高いです。

「それやったら、いらんわー」とあきらめます。

腕で勝負…ということにしてくださいませ。

因みに、私が欲しいものは「絞り機」と呼ばれるものです。

豆乳を絞り出す機械で、「濃さ」が変わります。

しかも、歩留まりも多くなって経済的です。

つまり、「濃い豆乳」ができて、量も増えるわけです。

けれど、おからは「からっから」で不味いです。

最近、美味しい「おから」がないのも

そういう、理由ってことです。

私の使う機械はとっても古いので

本当に美味しい「おから」ができます。

新しいうちは、生で料理に使われるひとも多いです。

これは、自慢ではありません。

「おから」は勝手に製品になりますからね。

そういえば、

ちょっと前までとっても濃い豆腐が旋風を起こしていましたね。

あれには、参りました…正直

「いちいち全国展開するんじゃねーよ」

まあ、いろいろ愚痴っても仕方ありませんから

与えられたもので、精いっぱいがんばりましょう。

悔しいので

ひと言だけいわせてもらいますと、

「俺ほうが男前や」ってこと

尊敬はしてますよ、本も買いましたし…

意味がわかるひとは、笑ってください。

[Tattoo’d Lady by Rory Gallagher]を聴きながら…

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